睡眠時無呼吸症候群ブログ
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Posted on 2015/07 by miyahara
マウスピース療法について
マウスピースは睡眠時無呼吸症候群までは行かない、軽度の無呼吸症候群やいびき症の方に特に効果があります。
マウスピースを使用するには、市販されているマウスピースを購入する方法と歯科で作る方法があります。
市販のマウスピースは2000円前後から購入する事が出来るようです。安く、店頭やネットなど簡単に手に入れる事が出来るのがメリットです。デメリットとしては、口腔は計測する事が困難な事と、マウスピースは試着なども出来ないので、自分に合う型を見つける事が難しい事です。
一方、歯科等で作るマウスピースは、一人一人の歯形にピッタリ合う形を作ることが出来ます。平成16年より保険の適用となったので費用も市販よりは掛かるものの、以前よりはぐっと下がりました。デメリットとしては、初期の頃に感じる顎の痛みや違和感(徐々に緩和していきます。歯科で作るために来院する必要があることと、歯形から作るので、ある程度作る時間がかかることです。
市販の物、歯科で作る物の両方にメリット、デメリットがありますが、手間や値段はかかりますが、その分歯科で作ったものを装着した方が、より効果が期待できるので良いのではないかと思います。
また前回CPAPについてご紹介して来ましたが、出張が多いなどの理由でCPAPをあまり使用する事の出来ない人や、寝相などの問題でCPAPを使っていく事が困難な場合は、歯科でマウスピースを作ることをおすすめします。