睡眠時無呼吸症候群ブログ

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Posted on 2015/07 by miyahara

睡眠時無呼吸症候群テスト

今回は簡単に出来るセルフチェックリストを作成してみました。以下をテストしてみて、当てはまる物があれば危険信号です。睡眠時無呼吸症候群の可能性が考えられます。

①家族やパートナーなどに睡眠中の呼吸停止を指摘されたことがある
②昼間に強い睡魔に襲われることがある
③学生時代より10キロ以上体重が増加した
④集中力が続かないことがある
⑤いびきを掻く
⑥高血圧・高脂血症・糖尿病と診断されたことがある
⑦夜中頻繁に目が覚める・トイレに行く
⑧日常的に口呼吸をしていることが多い
⑨長時間寝ても疲れが解消されない
⑩以前に扁桃腺や口蓋垂が大きいと診断されたことがある

以上10項目を挙げてみましたがいかがでしたか?当てはまるようでしたら一度診察を受けた方が良いかもしれません。

特に①の無呼吸・低呼吸の症状が出ている場合は、かなり症状が進行している可能性があります。通常10秒以上の呼吸停止を無呼吸状態としていますが、それより短くても呼吸が止まっているようなら睡眠時無呼吸症候群の予備軍ですので受診をおすすめします。

②の昼間に強い睡魔が起こる場合は、睡眠が十分にとれていない可能性があります。毎日ある程度の睡眠時間をとっている等、寝不足に心あたりがない方は可能性が高いと言えます。

③の体重増加は、気道の圧迫、閉塞による無呼吸状態を引き起こしやすくなっています。特に10キロ以上の体重増加はリスクが増えます。

④・⑨は②に通じるところもありますが、自覚していない睡眠不足が引き起こしている場合があります。もちろんすべての原因が無呼吸症候群ではない場合もあります。しかし睡眠不足は日常生活を妨げる原因となりますので、一度改善を行ってみると良いでしょう。

⑤・⑧は大きないびきを掻く場合に無呼吸症候群の方が多いことがわかっています。いびきとは気道の閉塞・口呼吸によっておこるので、鼻呼吸に切り替えるように意識して生活してみましょう。しかしいびきの改善は、市販の薬などではあまり効果がないのが現状です。お近くの耳鼻科、咽喉科へ行ってみてはいかがでしょうか?

⑥は睡眠不足によって生活習慣病を引き起こす場合があります。この場合は薬で症状を緩和させるよりも原因を解明すること、改善する事が大切となります。
実際に高血圧で悩まされていた方が、睡眠時無呼吸症候群の改善を行ったことで血圧が基準値以内に入った等という場合も多くいらっしゃいます。

⑦は睡眠が浅く、熟睡出来ていないために夜間に頻尿になる方が多いと言われています。夜間によく目が覚める場合には、原因の一つに無呼吸症候群があるかもしれません。

⑩は扁桃腺や口蓋垂によって気管が閉塞、圧迫されていびきを掻いたり、無呼吸の状態が出る場合があります。