睡眠時無呼吸症候群ブログ

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Posted on 2015/07 by miyahara

睡眠時無呼吸症候群の症状

睡眠時無呼吸症候群とは、名前の通り睡眠中に呼吸が止まる症状が一般的に認知されていると思います。しかし、睡眠中なので自覚のない人が多いのが現実です。また家族などの周りの方から指摘を受けても自覚がないからと放置してしまっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実は睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中の呼吸停止以外にも様々な症状・合併症を引き起こす可能性があります。
まず、睡眠時無呼吸症候群とは7時間の睡眠中に10秒以上の呼吸停止、低呼吸が30回以上見られる場合、または1時間に10秒以上の呼吸停止、低呼吸が5回以上見られる場合の事をいいます。

無呼吸の状態は体内の酸素濃度が低下している状態なので、呼吸を再開すると酸素を多く取り込もうと心拍数を上げ、呼吸数を増やします。心拍数が上がると運動中のように交感神経が働き、体力の消耗があります。これを睡眠中に何度も繰り返すと、睡眠の本来の目的の休息をとることが出来ないために、日中に様々な症状が現れます。

日中に起こる症状としては、昼間に強い睡魔に襲われる、集中力の低下、倦怠感・だるさ・疲労感などが挙げられます。きちんと睡眠時間を取っているはずなのに睡眠不足を感じる場合は睡眠時無呼吸症候群を疑いましょう。

また起床時にも、頭や身体が重い、スッキリと起きる事が出来ない、寝不足感、口の渇きやのどの痛みなどを感じる事があるので、合わせて観察することが大切です。