睡眠時無呼吸症候群ブログ

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Posted on 2015/07/17 by miyahara

睡眠時無呼吸症候群の症状

睡眠時無呼吸症候群とは、名前の通り睡眠中に呼吸が止まる症状が一般的に認知されていると思います。しかし、睡眠中なので自覚のない人が多いのが現実です。また家族などの周りの方から指摘を受けても自覚がないからと放置してしまっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実は睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中の呼吸停止以外にも様々な症状・合併症を引き起こす可能性があります。
まず、睡眠時無呼吸症候群とは7時間の睡眠中に10秒以上の呼吸停止、低呼吸が30回以上見られる場合、または1時間に10秒以上の呼吸停止、低呼吸が5回以上見られる場合の事をいいます。

無呼吸の状態は体内の酸素濃度が低下している状態なので、呼吸を再開すると酸素を多く取り込もうと心拍数を上げ、呼吸数を増やします。心拍数が上がると運動中のように交感神経が働き、体力の消耗があります。これを睡眠中に何度も繰り返すと、睡眠の本来の目的の休息をとることが出来ないために、日中に様々な症状が現れます。

日中に起こる症状としては、昼間に強い睡魔に襲われる、集中力の低下、倦怠感・だるさ・疲労感などが挙げられます。きちんと睡眠時間を取っているはずなのに睡眠不足を感じる場合は睡眠時無呼吸症候群を疑いましょう。

また起床時にも、頭や身体が重い、スッキリと起きる事が出来ない、寝不足感、口の渇きやのどの痛みなどを感じる事があるので、合わせて観察することが大切です。

Posted on 2015/07/17 by miyahara

枕の選び方

睡眠時無呼吸症候群と枕の高さは密接に関係しています。
あるデータによっては、枕の高さが5mm違うだけで呼吸の状態が変わったという報告もあるようです。確かに自分の体型・頭の高さに合っていない枕を使うと、就寝中の姿勢が悪くなりますので、自分に合った高さの枕を使用する事が大切です。

今オーダーメイドの枕が流行っているようなので作ってみても良いでしょう。また、中身を取り出せるタイプの枕ですと、簡単に自分で調整をすることもできるので試してみてはいかがでしょうか?

・枕の高さの調節の方法

①中身が自由に取り出せる枕を用意し、横向きに寝てみます。
②横から見た時に頭から背中を結ぶ線がまっすぐになるように調整をします。このとき、どなたか他に確認してくれる方に後ろから確認してもらうとわかりやすいです。
③枕を低くしたい場合は中身を抜き、枕を高くしたい場合は中にハンドタオル等を入れると簡単に高さを変える事が出来ます。

Posted on 2015/07/17 by miyahara

マウスピース療法について

マウスピースは睡眠時無呼吸症候群までは行かない、軽度の無呼吸症候群やいびき症の方に特に効果があります。
マウスピースを使用するには、市販されているマウスピースを購入する方法と歯科で作る方法があります。

市販のマウスピースは2000円前後から購入する事が出来るようです。安く、店頭やネットなど簡単に手に入れる事が出来るのがメリットです。デメリットとしては、口腔は計測する事が困難な事と、マウスピースは試着なども出来ないので、自分に合う型を見つける事が難しい事です。

一方、歯科等で作るマウスピースは、一人一人の歯形にピッタリ合う形を作ることが出来ます。平成16年より保険の適用となったので費用も市販よりは掛かるものの、以前よりはぐっと下がりました。デメリットとしては、初期の頃に感じる顎の痛みや違和感(徐々に緩和していきます。歯科で作るために来院する必要があることと、歯形から作るので、ある程度作る時間がかかることです。

市販の物、歯科で作る物の両方にメリット、デメリットがありますが、手間や値段はかかりますが、その分歯科で作ったものを装着した方が、より効果が期待できるので良いのではないかと思います。

また前回CPAPについてご紹介して来ましたが、出張が多いなどの理由でCPAPをあまり使用する事の出来ない人や、寝相などの問題でCPAPを使っていく事が困難な場合は、歯科でマウスピースを作ることをおすすめします。

Posted on 2015/07/17 by miyahara

CPAP療法とは

1980年代よりオーストラリアのシドニー大学で生まれた、睡眠時無呼吸症候群に有効な治療法です。
CPAP療法は、就寝時に鼻マスクとエアチューブを装着し、上気道に空気を送り持続的に圧を掛けます。
睡眠中に上気道が閉塞することを防ぐために、睡眠時無呼吸症候群の治療に有効だとされています。

CPAP療法を行うことによって、無呼吸状態、低呼吸状態を改善出来ることは勿論、いびきが無くなったり、睡眠の質が上がったりとさまざまな効果を得る事が出来ます。睡眠の質が上がれば、睡眠時無呼吸症候群の症状である日中の眠気や集中力の欠如なども改善します。また、高血圧・狭心症にも有効だということがわかっています。
大きな副作用は特にありませんが、乾燥やマスクによる皮膚のかぶれ、結膜炎を起こす可能性があります。
マスクをしての睡眠は難しく感じますが、徐々に慣れる事が出来ます。

CPAP療法を行うにあたり、鼻マスクがきちんと装着されているか、生活状況の変化、体重や血圧がカギになってくるので、月に1回は診察を受けていただく必要があります。
診察の結果によって鼻マスクやCPAPの空気圧を変更することもあります。

Posted on 2015/07/17 by miyahara

睡眠時無呼吸症候群の治療法

問診・検査の結果によって睡眠時無呼吸症候群と診断された場合、治療を行っていきます。治療は小児、大人で異なり、大人の場合は大きく2種類に分類されます。

小児の場合は、問診と保護者の方に聞いた家庭での様子を合わせて判断していきます。
統計的に見ても扁桃腺の肥大が原因となることが多いです。
もし扁桃腺の肥大が見られる場合は、睡眠時無呼吸症候群の他にも日常生活に不便(食事のスピードが遅い等)が生じている場合が多いので、手術を行います。

大人の場合は、手術的治療と保存的治療の2種類から診断結果に合った治療を進めていきます。

手術的治療法…扁桃腺肥大や喉の形状に原因がある場合
保存的治療法…体重の増加など、生活習慣に原因がある場合

手術的療法は扁桃腺や喉に原因がある場合に行う手術のことです。小児とは異なり、アデノイドの除去は行いません。扁桃腺の除去を行った後、元々扁桃腺のあった場所の周りの粘膜を形成し、喉が広がるようにします。

保存的療法は生活習慣の改善、体重の減少を目標に治療を進めていきます。それと併用してCPAP療法という睡眠時に経鼻的に空気を送る装置も使用します。
日々の睡眠不足の発生をCPAP療法で抑えつつ、長期的に生活習慣・体型を変えていく事で睡眠時無呼吸症候群の発生、症状を抑えていきます。

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